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静かなる備忘。

レビューと言いつつ映画の感想と触発されて考えたことをだらだら書いています。むしろ後者がメインになりつつある。

何故映画を観るのかみたいな話。 接触篇① 『パシフィック・リム』

誰が見るんだこんなブログと思いつつ3本目を書き出しているのだけど、誰も読まないなら読まないで好き勝手書けていいや。年始にかまけて呑んだくれながら綴る。ずっと年末年始だったらいいよね。


僕が映画にハマったきっかけは3段階に分けられる。

第1が久しぶりに映画館に(特撮映画以外のものを)観に行った時。第2が「映画ってこんなにおもしれーんだ」と素直にエキサイトした時。第3が「映画ってこんな終わり方していいんだ……」とその懐の深さに感心した時である。


こんな話数回に分けてするかと自分でも思うけど、どうせ誰も見ていないのでやる。まあ備忘録だし。本記事では第1のきっかけについて書く。


その作品とは『パシフィック・リム』。読んでる暇なお前「あー…」もしくは「おお」って思っただろう。2013年の夏のことらしい。2年半も前のことらしい。因みに大学1年生の時のこと。


アバンタイトルで涙ぐんだ。主人公兄弟が駆るイェーガー(ロボット)、ジプシー・デンジャーがキャタピラがついた何か(スペーシャトルとか運ぶあれ)に乗せられて格納庫から外に運ばれる様を横からのアングルで下から舐め上げ、後ろには女性オペレーターのアナウンスが流れるカットで「これだ………」と確信したのである。幼少期に「GEAR戦士電童」や「無敵王トライゼノン」、あと「爆闘宣言ダイガンダー」や「電光超人グリッドマン」で育った世代なので。なのでとか言ったけど関係あるのだろうか。とにかくビンビンに感じまくった。


今思えば主人公兄弟がすぐに着くはずの司令室に向かう廊下で無駄にカッコつけて革ジャン着るカットも最高だった。とにかくそういうケレン味に溢れていた。ラミン・ジャワディの音楽もマッチしすぎていた。もうちょっと音上げても良いぐらいだ。


前述の通り元々ロボットアニメが好きだっただけに、予告編を観た時は「(観てもいない)インディペンデンスデイみたいな、ロボットをダシにしたアメリカマンセー映画だろ」みたいな意味不明な偏見に満ちた見方をしていた。ド無知である。監督メキシコ人だもんな。Twitterのタイムラインの評判がむっちゃ良くて(去年のマッドマックスのようなカルトな盛り上がり方で)観に行った記憶がある。


因みにネットで関連動画を探していてライムスター宇多丸に出会ったのもこの時だった。彼の評論をニコニコ動画で聞いて、自分が心の中で抱いている漠然とした高揚感はこういうことだったのかとすごく腑に落ちた。すごく気持ちが良かった。思えば「自分の思っていることを自分で言葉にして表現したい」と思うようになったのはこの瞬間からだったのかもしれない。


年2,3回の仮面ライダーの映画と、年1回ぐらいの興味あるやつを観に行くぐらいだった僕が何故年64回(名画座や映画祭加えたら80ぐらい。一部界隈からしたら少ないぐらいだけど)映画館に通うようになったかの話。接触篇②に続く。