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静かなる備忘。

レビューと言いつつ映画の感想と触発されて考えたことをだらだら書いています。むしろ後者がメインになりつつある。

新作映画レビュー028: 『ちはやふる 下の句』

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ちはやふる 下の句』
脚本・監督:小泉徳宏


とりあえず机くんがなんか言う度に泣きそうになりました。肉まん君は上の句じゃただの賑やかしぐらいにしか思ってなかったけど実は大人だったんですねと好感度アップ。あとかつてのライバルがそういうことしてくれるのとか燃えるからもっとやれ。

今まで上下作連続公開の映画は何本か観たことあるけど、二作目はすべからくハズレでした。『ちはやふる』に関しては一作目がもう一回観に行っても良いぐらいのレベルだったので、下の句に行くのに躊躇いとかは全くなかったですが。

まあでも僕は上の句の方が断然好きです。普段はしてないんですけど敢えて好き度を数値化するならば上の句は90、今回は75とかそのぐらいかなと。決してダメだった訳ではないけどやっぱりそこは比較してしまう。『ちはやふる』に関しては上下でそれぞれきっちりケリがついているので比べるのも無粋な感じすらありますけど。むしろ下の句のがケリついてなくねとすら思ったりもします。

上の句は「かるた超人」の熱にやられた凡人たちの話でした。だから超人は出ずっぱりにせず要所要所インパクトのある見せ方をしていてとても効果的だったと感じると同時に、「後編こいつメイン話になったらちょっとキツいのでは?」という懸念もありましたけど、そこは上下でテンションや演出のオンオフ切り替えができてて一安心。まあ泣き付くのとかはちょっと…とかありましたけど。

勝ち負けをあえてぼやかしてるところがあるのはそれより描きたい大事なことがあるからで、それは多分「好きだからとか楽しいから以外なんのためにその競技をやるのか述べなさい。」という問なのだと思う。

ていうか良し悪しとか一切抜きにしてもうこの映画に関して考えるのがめんどくさい。
好きとか嫌いとか一人とか皆とか個人とか団体とかなぜやるのかとかなぜやらないのかとか勝ちとか負けとか惚れた腫れたとか、かるたを軸にして詰め込まれすぎている上にそれに群がる奴らが眩しすぎてなんか未だによくわからない。観て1週間ぐらいブログを放置していた理由。何十年後かわかんないけどもっと人を俯瞰できるようになったらまた観ると思う。単純な鑑賞後感としては75点とだけど計測不能!以上!