2016年上半期ベスト10の話。
今更ですがマイ上半期ベスト10発表~。1/1~6/31までに映画館で観た今年公開の映画39本から。
上半期べストといえば、放談主義のけんす。さんがTwitterのハッシュタグなどから映画ファンが発信した680本の2016上半期のランキングを集計した記事がお勧め。母数が多いので民意を反映した結果になっているのではないでしょうか。
それでは10位から↓
10.クリーピー 偽りの隣人
個人的初黒沢清作品がインパクト抜群な後味の悪さで悩んだ末の10位入り。
更に狂っていたのは隣人だけじゃなかったと鑑賞後他の人の意見で知った時に来たゾゾ感。ああぁ。
9.エクス・マキナ
あり得なくない話とギリギリあり得なそうなエヴァのビジュアルが不思議なバランス。観終わったあとボケーッと色々考えたのも楽しかったなあ。
8.FAKE
わざわざ渋谷に出向いたかいのあった価値ある一本。単純にネタ的な面白さもありつつ、色々勘ぐれちゃうドキュメンタリー映画の楽しさも教えてくれた。
あと記事に張り忘れたけどこのインタビューの場外乱闘ぶりも傑作。
文句も言ったけどやっぱりタクシー転倒までは上半期のベストシークエンス。
最高に楽しんだ。
6.太陽
現代日本の山奥のロケーションでも秀逸な舞台設定とスタッフキャストの血の滲む努力と創意工夫があれば立派なSFが撮れることを証明した。
日本の映画界に本作のラストシーンのような希望を見た。
いやぁ、ヒーローバトルって本当に、いいものですねぇ。
おかげでMCUにハマってしまった。ブラックパンサーはよ。
4.イット・フォローズ
程よく怖くて最高に面白い、ホラー映画弱者の僕にぴったりフィット。
ブルーレイも買っちゃった。
3.ちはやふる 上の句
悔いを残し過去の自分がスクリーンで輝きまくっていた。
失明するかと思うぐらい泣いた。編集と構成の妙。
2.海よりもまだ深く
笑いながらあっという間に観れてしまうのに一週間ぐらい尾を引くテイクアウトぶり。
ロケ地巡りも楽しかった。
1.ヒメアノ~ル
森田剛がV6で楽しそうに歌っているのを見て嬉しくなるあたりすっかりファンである。ちなみに森田剛ファンの方が超拡散してくれたので投稿した日のアクセス数が普段の30倍ぐらいになっていた。その節はありがとうございました。
公開から2か月経ったのにテアトル新宿にムーブオーバーするとか良い意味でわけわからないことになっている。未見の方は是非。
次点.ディストラクション・ベイビーズ、リップヴァンウィンクルの花嫁
因みに:(自選)上半期ベスト記事
本読んで要約したり、レポート書いてるみたいだったエントリー。
直接「面白かった」と言ってくれた人が多くて泣いた。
因みに:(自選)上半期ベスト迷記事
公開当時Twitterのタイムラインで普段あまり映画について言及しない人も褒めてたりしたので正面から「ハマらなかった」とは言いづらかったこと、朝が早かった日で割とガッツリ寝てしまったことなどが影響し、全エントリーの中でも屈指の短さと意味不明さを誇る怪文書。北京ダックってなんだよ。
因みに:上半期ワースト
映画館でコメディー観るのは楽しいけどハマらないとこんなにアウェー感出るのかという衝撃。パディントンもそうだったけど、本作は更に上を行ってきた。山田洋次!!
下半期も良い映画と出会えるといいな~。
読んでくださってる皆さん、お暇があれば引き続きよろしくお願いします。