静かなる備忘。

レビューと言いつつ映画の感想と触発されて考えたことをだらだら書いています。むしろ後者がメインになりつつある。

雑記:インフィニティ・ウォーだけ観てエンドゲームに挑むあなたへ

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こんにちは〜

 

この記事はMCU(ざっくり言うとマーベルのアメコミ映画のことを指す)を『ブラックパンサー』と『インフィニティ・ウォー』しか観ていない人向けに、エンドゲームを観るにあたって最低限ノイズが生じない程度の知識をもってもらうために極個人的に書いた文を公開するものです。

 

MCU作品を観てもらうためとか、その魅力を十分に伝えるためのものではありませんので悪しからず。また情報過多にしないために敢えてスカスカに書いているところが多々ございますのでご了承を。

(これでも知らん人からしたら「は?」って感じだと思う)

 

 

◾️前回(インフィニティ・ウォー)までのあらすじ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画10年間19作品の中に登場してきた6つのインフィニティストーンを一つに集めたものは万物を作り変える力を得る。

 

「全宇宙の生物を半分に減らし、宇宙を生き長らえさせる」という宿願を果たすため、遂にサノス自らが動き出す(それまでも先鋒使って地球にちょっかい出したりはしてた)。

 

サノスは各地に散っていたアベンジャーズを次々襲撃。元からの強さとストーンの力を用い、ガントレットに全ての石を収めた。

 

指パッチンで全宇宙の生物は半減され、残された初期メンバー(後述)を始めとするアベンジャーズは大敗を喫した。

 

 

◾️エンドゲームの導入

インフィニティ・ウォー(以下IW)とエンドゲーム(以下EG)の間には2本の新作が公開された。

1本目は『アントマン&ワスプ(=アントマン2)』、2本目は『キャプテン・マーベル』。

 

それらの面々含めIWに不参加だった人が主に3人ほどいて、初めて見る顔だと思うけど以下で紹介するので安心して欲しい。

 

EGのあらすじ:残ったメンバーで頑張ろう!

 

 

◾️キャラクター紹介

①トニー・スターク(アイアンマン)

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世界的企業の社長。

自社で作った兵器を奪ったテロリストに酷い目に合わされたので、いっそ自分で犯罪者やテロリストも根絶したれと思い立ち自分で作ったアイアンマンスーツで活動し始める。DIY精神の人。

 

秘書のペッパー・ポッツとはなんやかんやあって交際中。街の隣人として細々と活動していたスパイダーマン(ピーター・パーカー)を見出し、ヒーローとしての師匠(?)を務めた人物でもある。

 

IWラストでは惑星タイタンでの戦いでサノスに敗北、ネビュラと共に取り残される。今までの戦いで派手にやって散々地球に迷惑をかけたので、今度は相手の本拠地に乗り込もうという責任感から危険を冒したにも関わらず、結果的に初対面の寡黙な青ハゲと2人にされるという可哀想な人。

 

 

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)

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第二次世界大戦中に米軍に生み出された超人。

 

元々はひ弱で兵役の適性すらなかったが、崇高な正義感が見出されめでたく身体を魔改造された。特殊能力はないけど、人間にできることは全て人間最強クラスにできる。武器は硬い盾。

 

当時の上官のペギーとは恋仲に発展しかけダンスの約束をするという死亡フラグを立て、戦いの末皆を守るため南極で氷漬けになった。冬眠から起きたら2012年になってたのでダンスの約束はすっぽかした。ペギーは2016年に老衰で死去。

 

目覚めてからはアベンジャーズのリーダーとして活躍。各地で悪党と戦ったりテロを未然に防いだりしていたが、他国で派手に戦いすぎて国連の管理下に入れとお達しが来る。しかしそれまでの経験から拒否し、国連賛成派のアイアンマンと他のヒーローも巻き込んだ大喧嘩をしてそのまま解散。お尋ね者として密かにヒーロー活動をしていた。

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お尋ね者だった時。ヒゲも伸ばしてみたりした。

 

IWではワカンダの戦いで敗北。残された地球のアベンジャー達とサノスの情報を集める。

 

黒人の羽根生えてるやつと左腕がメタルな人が家臣。

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③ソー

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アスガルドという神の国の王子。

 

これまでの戦いで両親を亡くし、弟を亡くし、戦友を亡くし、故郷のアスガルドも滅亡、民の半分を率いて宇宙船で地球に移住しようとするもその半数もサノスによって殺されてしまう。(IWの冒頭のシーン。弟↓もそこで死。)

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守るべきものを殆ど失った彼はIWでサノスへの復讐を誓い、最強の武器を手にワカンダに降り立つも、サノスの頭を潰さないというミスを犯し敗北。

 

ちなみに元々はソーを始め高潔な精神を持つ者にしか使えないハンマー、ムジョルニアで戦ってたんだけどそれもIW以前に壊された。今現在とことん何も無い人。

 

①〜③は原作からBIG3と呼ばれ人気が高いらしく、MCUでも単独映画がそれぞれ3本作られた。なのでEGでも物語で特にフォーカスされる。

 

 

④ブルース・バナー(ハルク)

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キャプテン・アメリカを誕生させた実験を現代で再現しようとし失敗、結果自分の中にもう1人のどう猛な人格と強靭な肉体を宿した科学者。

 

自分でハルクの力を制御できず、市民やアベンジャーズを危険に晒すこともあった。自責の念から遠い星に隠居していたこともあったが、そこで偶然ソーに再会、立ち直って地球に帰ることを決めた、ということもあった。

 

IWでは冒頭では地球に帰還中サノスにボコられ、ハルクは引きこもり化。EGではハルクがどう復活するかが見所。

 

 

 

⑤ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)

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元ロシアのスパイ。

 

主にキャプテン・アメリカと数々の戦いを共にしてきた。能力はなく、本当にただの(めちゃ強い)人間。

 

スパイの経歴を持つだけあって、組織から組織、人から人の間を飛び回るような立ち位置であることが多かった。が、アベンジャーズとして戦いそこに自分の居場所を見出した。くせ者揃いだったメンバーの面々を繋ぐ潤滑油的な存在でもある。

 

 

⑥クリント・バートン(ホークアイ)

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ただの人間その2。ただし弓矢が無茶苦茶上手い。EGでは刀を使ったりもする。

 

前述のアベンジャーズ分裂でキャプテン・アメリカ側についたせいで犯罪者として扱われ、IWの時は自宅に軟禁されていたため出番がなかった。嫁と、子供が3人いる。

 

ナターシャとはアベンジャーズ以前からの戦友でもある。

 

①〜⑥がアベンジャーズの初期メンバー。③〜⑥も①〜③程ではないけど中心人物になるぞ。

 

 

⑦スコット・ラング(アントマン)

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身体を小さくする能力を持つアントマンであるスコット・ラングもまた普通のおじさん。

 

バツイチ。親権をとられた娘の養育費とかで困窮した挙句泥棒やってたまたまアントマンスーツを手に入れた。主に9歳の愛娘のために戦う。IWの時はクリントと同じ理由で自宅に監禁されていたので不参加。

 

ある目的で原子レベルまで小さくなって量子世界にいたら、その最中にサノスの指パッチンが発動、周りにいた人が消滅して原子世界にただ1人取り残された(←これがEGに直結するアントマン2のラスト)。

 

 

⑧キャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)

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今年の頭に公開された単独主演作で初登場したニューカマー。

 

1980年代のアメリカにやって来て人知れず頑張っていた。ラストでとある事情で宇宙に旅立っていたのでIWには不参加だった。

 

IWのラストで眼帯の黒人がポケベルで呼んだのはこの人。

 

⑥〜⑧がEGで初対面の人。

 

 

いかがでしたでしょうか?

EGは上映時間が3時間あるので、大丈夫とは思いますが前日からの水分コントロールも忘れずに!